肌は皮脂膜に覆われて保湿し外部の刺激から守ってくれています。
ところが、
手の甲は身体の中でももっとも皮脂膜が少ない、つまり皮脂の分泌が
少ない部分なのです。
ですから身体の中でももっとも使うパーツなのにもっとも保護されて
いないパーツということになります。
手は生活する上で一番使う部分です。
何をするにしても手は使います。
炊事や洗濯、掃除でも使いますししょっちゅう洗う部分なので
洗剤などの化学物質にも晒されます。
こんなにハードに酷使されるパーツは身体の中で他にはないでしょう。
そんな手の甲なのに肌を保護する皮脂の分泌が最も少ないなんて
手の甲にしてみたら理不尽な話でしょうね。
そんな可哀想な手の甲を守ってあげられるのは自分自身です。
というか自分しかいません。
対策としては
・できるだけ手を濡らさない
・濡れたらタオルやハンカチで速攻拭き取る
・必要以上に擦らない
・高温のお湯に浸さない
・洗い物を素手でする時は体温よりぬるい温度で洗う
・できるだけ手袋をする
・保湿を怠らない
・過剰に手を洗わない
・手がふやけるほどお風呂に長時間入らない
手が荒れてはバリア機能が低下して肌のターンオーバーも
狂ってしまい美白もままなりません。
シミ取りの前提は手のお手入れですね。